昔々使っていたタオルケットにくるんくるん丸まって 寝ちゃおうかな。きっとさみしくない ほなたり。

昨日 ちびっぴが なかなか眠れないとき、お腹の上に乗せてみた。ママの中にいたからぴったりくっつけてまた想い出すかなーって。そしたら本当に寝ちゃって足がびくんびくんって動いたから 涙が出た。そうやって、お腹の中でもやっていたんだなと想った。


 昨日から今日に日付の変わる静寂に、就寝前のなおっぴさんの素敵なほなたりわーどにtwitterで出逢って、わたしの大切な思い出のタオルケットのことを書いておきたくなりました。わたしと母の大切な思い出、そしてわたしのタオルケットへの思いを伝えたくなりました。

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 わたしが赤ちゃんの時のタオルケット。幼稚園の初めてのお泊まり会では、心強いお伴になってくれました。小学生の時にはプールの着替えに使うバスタオルとして、わたしの身体を包んで成長を長い間護ってくれました。

 幅が足りなくなって胸元を安全ピンで止めていたところが、ほつれて穴が開いてたけど母が、「まだこれ取っておくの?」と尋ねたやさしい表情は今でも忘れられません。枕カバーになったときもある、今では毛羽立ってしまったタオルケットは古いMacのカバーになっています。

 わたしと同じ歳のタオルケット。引っ越しの時にたくさん親しんだ道具にお別れを言ったのだけれど、新しいお部屋で道具を解いたら思い出のタオルケットがMacを移動の衝撃から護ってくれていました。
 母の話によると、産湯を使っていた頃からわたしを包んでくれていたタオルケット。こっそりと引っ越しの荷物に忍び込んだのかしら。
 いつまでもわたしのそばにいて、付喪神になるのかもしれませんね。

 鹿児島を代表する妖怪、一反木綿は付喪神。鹿児島県の大隅地方に居るのだそうです。



※補足を必要とするところはコメントで対応します。

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