本当の勇気とは、やり遂げようと努力した時に宿るもの。 

午後6時半。「ウルトラ・ギャラクシー、大怪獣バトルNEO」が最終回でした。金曜日の夕方なので再放送だろうけれども、エンディングで次々とこれまでのバトルシーンが登場すると色々と思い起こせるものもあって胸が熱くなる。特に学年末の最終回って、せつなさがあるね。 春休みってクラスメートに会う機会も少ないし、最終回面白かったって気持ちを共有できないのがせつなさかも知れません。新学年になってクラス替えがあるとなおのことだし、その頃は新番組の話題に変わっているから想い出の底にそっと置かれているものが幾らもあります。

 

レイブラッドとの戦いが決着ついて、ウルトラセヴンから預かったカプセル怪獣ミクラスが帰って行くシーンはあっさりしてた。きっともっと早い時期のエピソードなどだと、別れを惜しむ場面もありそうな気がする。でも、以前のように放送される季節に合わせて製作される番組は少なくなったからそういった季節にふさわしい情感は作り手には想定外かも知れません。

 

まあ、今日は本当に久し振りの友人から暖かい届け物があったからことさら感じやすくなっているのだと思います。 ウルトラセヴンは変身が出来ない時のためにいくつかの能力も持っている。ウルトラ念力というのもあったけど、カプセル怪獣のウィンダムとミクラスが知られていますね。ロボットのようなウィンダムによりもミクラスには人情深さを感じます。カチャカチャと役割をこなすように闘うウィンダムは、どういう相手にもどういう命令にも従うけど限界を超えるとあっさりと退散。 ミクラスは引っ込み思案になったり、尻込みしてウルトラセヴンに後押しされて闘うこともある。これといって超能力があるようではないんだけど、失礼だけど見た目以上に頑張り屋さん。 宇宙警備隊長という肩書きがウルトラセヴンにはついていたと思うけれども、ウルトラ兄弟が応援に来る時ってわたしが知っている限りではウルトラセヴンが一番最初にやってきているんじゃないかしら。

 

そのウルトラセヴンが間に合わない時に登場するカプセル怪獣のウィンダムとミクラスは、足止めをさせるだけの力しか与えられていないのかも知れません。でも好対照のウィンダムとミクラスって、勇気を出して努力した時に希望がもたらされるんだと言いたいのかも知れません。


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